制限事項
家サーバを作るには以下の制限があることを認識しておく。
IPアドレスによっては家サーバを作れない
家サーバを運営するには、プロバイダからグローバルIPアドレスを割り当ててもらう必要がある。一部、ケーブルテレビ局などが運営しているプロバイダはプライベートIPアドレスを割り当てられるところがあり、プライベートIPアドレスではサーバを公開できない。
データハウスではない
あったりまえのことなんだけど、停電になったりブレーカが落ちたら、サーバはダウンする。データハウスなどではUPS(Uninterruptible Power Systems:無停電電源装置)を入れて、電気が供給されなくなっても数分間はサーバは生きている。また、24時間監視体制をとっているため、UPSが生きているに間に何らかの対策を立てられる。が、個人でUPSを導入するのは(特に金銭面で)現実的ではない。大事な仕事には使わないほうがいいかも??
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予備知識
IPアドレスは固定でない
常時接続環境でプロバイダから割り当てられるIPアドレスは、「基本的に」一定(固定)である。「基本的」にというのは、変わることがある。どんなときに変わるかというと…
- モデムをリセットしたとき
モデムの設定を変えたときは、リセットさせないと変更した設定が反映されないものがある。 - 電源を入れ直したとき
意識的にスイッチを触らなくても、何かがスイッチに当たったりして一瞬OFFになってたりする。 - プロバイダの割り当て期限が過ぎた
IPアドレスの割り当て期限は、無期限のこともあるし期限があるものもある。期限の有無や期限が何日または何時間かはプロバイダにより異なる。
これらの事象があったとき改めてIPアドレスが割り当てられるが前回のIPアドレスと同じとは限らない。で、IPアドレスが変化すると、ある困ったことが起きる。これについてはダイナミックDNSとは
へ。
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