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インストール
最新版の確認とソースコードのダウンロード
proftpdのサイトから最新版のダウンロードが出来る。2003/10/31に1.2.9がリリースされている。
ここのCurrentVersionsのCurrent: 1.2.9の続きのgzのリンクからproftpd-1.2.9.tar.gzをダウンロードする。
ここから先の作業はrootで行う。
ダウンロードファイルの伸長
ダウンロードしたディレクトリに移る。
以下の操作でダウンロードしたファイルを伸長して、生成されるディレクトリに移る。
gunzip proftpd-1.2.9.tar.gz
tar xvf proftpd-1.2.9.tar
cd proftpd-1.2.9
コンパイル
以下の3つのコマンドを実行する。
./configure make make install
これらはそれぞれ数分かかるのでしばし待つ。
環境設定
ftpサーバを立ち上げる前に環境ファイルを設定してく。ここでの設定はftpサーバを使うのに最低限のものである。
/usr/local/etcへ移り、環境ファイル(proftpd.conf)のバックアップをとっとく。
cd /usr/local/etc
cp -p proftpd.conf proftpd.conf.org
直すところは、
Group nogroup
となっているところを
Group nobody
とするだけ。この変更をしないでftpサーバを立ち上げようとすると、
nogroupなんてグループはない
と怒られて立ち上がらない。
テスト
起動してみる
cd /usr/local/sbin
./proftpd
これだけでOK。
テスト
Windows機の
コマンドプロンプトで
ftp www.xxx.yyy.zzz
(www.xxx.yyy.zzzはサーバのIPアドレス)
と入れて、
Connected to www.xxx.yyy.zzz (www.xxx.yyy.zzz). 220 ProFTPD 1.2.9 Server (ProFTPD Default Installation) [hydrogen] Name (www.xxx.yyy.zzz:entropy):
と出てくればOK
hydrogenのところは、OSインストール時のネットワークの設定で指定したホスト名になる。
ここで
ユーザ名とパスワードを入れて
ftp>
となればよし。
quit
と入れれば、ftpへの接続を切る。
自動起動
サーバを再立ち上げしなければならないとき、ftpサーバが自動で立ち上がるようにしておく。
環境設定
環境ファイルに自動起動用の指定をする。
cd /usr/local/etc
直すところはproftpd.confの、
ServerType
とある行の
standalone
を
inetd
にする。
起動ファイル
OSの立ち上げ時に自動起動するには、ディレクトリ /etc/xinetd.dに任意にファイルをつくり、それに自動起動の情報を書いていけばよい。
このftpサーバを自動起動するには、以下のように書けばよいらしい。ここではファイル名をproftpとする。
# default: on
# description: The Pro-ftpd FTP server serves FTP connections. It uses \
# normal, unencrypted usernames and passwords for authentication.
service ftp
{
socket_type = stream
wait = no
user = root
server = /usr/local/sbin/in.proftpd
flags = REUSE
protocol = tcp
# disable = yes
}
#で始まる行はなくてもよい。このファイルを作ったら、
chkconfig proftp on
続けて
chkconfig –list proftp
proftp オン
となればOK!!
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