GASでChatworkにメッセージを送信する方法

送り方

Chatworkにメッセージを送るには↓のようにする。

function chatworkSend() {
  let options = {
    'method'  : 'post' ,
    'headers' : {
      X-ChatWorkToken': 'xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx'//チャットワークのAPIトークン
    } ,
    'payload' : {
      'body': '送信したいメッセージ文字列'
    }
  };
  const ROOM_ID = '1234567890';  //ルームID

  const URL = 'https://api.chatwork.com/v2/rooms/' + ROOM_ID + '/messages';
  UrlFetchApp.fetch(URL ,options);
}

送信に必要な項目

送信に必要な項目は

  • ChatworkのAPIトークン
  • ChatworkのルームID
  • 送信する文字列

の3つである。

ChatworkのAPIトークン

Chatwork以外からメッセージを送る時はAPIトークンが必要になる。APIトークンは次の手順で入手できる。

1.Chatworkの画面の右上にあるログイン名をクリックする。

2.ドロップダウンからサービル連携を選ぶ

別画面が開く

3.左のメニューからAPIトークンを選ぶ

表示される30文字くらいの英数字がAPIトークンである。

ルームID

ルームIDは、Chatworkのどのチャットルームにメッセージを送るか、を指定する。

ルームIDはブラウザでチャットルームを開いたときのURLの最後の数字列になる。

https://www.chatwork.com/#!rid98765432

↑の場合は、98765432がルームIDとなる。

アプリ版のChatworkではルームIDは表示されないのでブラウザ版のChatworkで確かめる。

メッセージ本文

メッセージ本文は文字通り、送りたいメッセージを指定する。

改行したいとき

メッセージ内で改行したいときは

“\n”

と、バックスラッシュnをダブルクォーテーションで囲む。

バックスラッシュとそれに続く1文字で改行やタブコードなどの特殊文字を文字列に埋め込める。これはエスケープシーケンスと呼ばれるもので、Google Apps Scriptではダブルクォーテーションでバックスラッシュとそれに続く1文字を囲むことでエスケープシーケンスになる。

チャットルームの全員にメッセージを送るとき

ルームの全員にメッセージを送るときは、↓のようにメッセージの先頭に[toall]を付けて改行する

“[toall]\n送信したいメッセージ!!”

特定のチャットメンバーにメッセージを送るとき

特定のメンバー宛にメッセージを送るときは、次の手順になる。

1. 宛先のメンバーを選ぶ

メッセージ入力欄の上にあるTOボタンを押して、メンバーのリストから送信先のメンバーを選ぶ。

2. 送信先をコピー

送信先を選ぶと、メッセージ入力欄に送信先のIDと名前が入る。この、”[To:〜]”が送信先になる。”[toall]”と同様に”[To:〜]”のみがあれば特定の相手に送信してくれる。必要に応じて”[To:〜]”の後ろに名前を入れておく。

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