DB_Fileは、Berkeley DBをperlで使えるようにするものである。そのためDB_File単体では意味を持たない。また、Berkeley DBがインストールされていないとDB_Fileもインストールできないらしい。
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BerkeleyDBのインストール
ダウンロード
これはBerkeley DBのホームページからダウンロードできる。
ここの、DOWNLOAD–ProductDownloadsに入り、
Berkeley DB releases WITH strong cryptography:
Version 4.1.25 (GNU gzip/tar format) 3.0MB
のリンクからdb-4.1.25.tar.gzを任意の場所にダウンロードする。
ダウンロードしたディレクトリに移動して、db-4.1.25.tar.gzを伸張する。
tar zxvf db-4.1.25.tar.gz
コンパイル
伸張した時に作られるディレクトリに移動し、その中にあるdistディレクトリに入り、コンパイルをする。
cd db-4.1.25
cd dist
./configure
make
ここで
su
でrootに代わり、以下のコマンドを実行する。
make install
Berkeley DBのインストールはこれで完了。
DB_Fileのインストール
ダウンロード
DB_Fileのperlモジュールは、CPANのホームページからダウンロードできる。
2003.10.14現在、http://search.cpan.org/~pmqs/DB_File-1.806/から最新版をダウンロードできる。
このページの、DownloadのリンクからDB_File-1.806.tar.gzを任意の場所にダウンロードする。
ダウンロードしたディレクトリに移動して、DB_File-1.806.tar.gzを伸張し、作られるディレクトリに移動する。
tar zxvf DB_File-1.806.tar.gz
cd DB_File-1.806
ファイルの設定
config.inの、下記のキーワードの値を編集する。
キーワード | 設定値 |
INCLUDE | /usr/local/BerkeleyDB.4.1/include |
LIB | /usr/local/BerkeleyDB.4.1/lib |
これらの設定値は、BerkeleyDBライブラリのインストール場所になる。
コンパイル
コンパイルは以下の手順で行う。
perl Makefile.PL
make
make test
ここで
su
でrootに代わり、以下のコマンドを実行する。
make install
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