インターネットの世界にはPingサーバーというものがある。Pingサーバーは世界中のウェブサイトの更新情報を収集している。
WordPressで記事を新規に作ったり更新した時にPingサーバーにPing情報を送信すると「検索ロボットが記事を見つけてくれてアクセスアップに繋がる」ことが期待される。しかし、WordPressでは記事を更新する度にPing送信してくれるので、場合によっては検索エンジンがスパムと判定してくれてしまうことがある。
そこで、Ping送信を制限するプラグインを入れておこう。このプラグインを使うと、Pingは新規記事の公開時のみ送信されるようになる。また、一度Pingを送信したら、一定時間内はPingを送信されない。つまり、続けて複数の記事を作っても、(一定時間内であれば)後で書いた記事のPingは送信されない。
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プラグインをインストール
プラグインの新規追加の検索窓で「WordPress Ping Optimizer」を検索して↓のプラグインを探す。
「今すぐインストール」をクリックして、
「有効化」をクリックする。
設定
送信先の設定と送信の抑制
左メニューのWordPress Ping Optimizerをクリックすると↓の画面が表示される。
この画面でPingの送信先を入力し、Pingの送信抑制をONにする。
Pingの送信先には、
- http://rpc.pingomatic.com/
- http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC
- http://www.blogpeople.net/servlet/weblogUpdates
- http://ping.blo.gs/
- http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
- http://blogsearch.google.com/ping/RPC2
- http://rpc.reader.livedoor.com/ping
- http://ping.fc2.com/
- http://ping.feedburner.com/
- http://ping.rss.drecom.jp/
- http://wpdocs.sourceforge.jp/Update_Services
- http://ping.blogranking.net/
- http://ranking.kuruten.jp/ping
- http://www.blogstyle.jp/
- http://www.blogpeople.net/ping/
- http://ping.freeblogranking.com/xmlrpc/
- http://rpc.weblogs.com/RPC2
- http://services.newsgator.com/ngws/xmlrpcping.aspx
- http://ping.dendou.jp/
- http://blog.with2.net/ping.php/
- http://ping.cocolog-nifty.com/xmlrpc
- http://ping.sitecms.net
- http://pingoo.jp/ping/
- http://taichistereo.net/xmlrpc/
を入れておく。(エラーになったときの対処は後述)すると、↓こうなる。
送信頻度の設定
Pingの送信抑制である「Limit excessive pinging in short time」をONにすると、指定した時間内に何回送信するか、の設定をできるようになる。
Ping at mostの後ろには何回送信するかを、withinの後ろには時間を指定する。
↑ではwithinの後ろは1となっているが、実際は15である。ブラウザによって入力域の表示幅が狭くなってしまうようである。
確定
Pingの送信先と送信頻度を設定したらSave Settingsをクリックして確定させる。
これでPingの送信制御の設定は完了である。
Pingを任意の時点で送信するとき
Ping Nowをクリックすると、設定した送信頻度に関わらず即時Pingが送信される。
メンテナンス
このプラグインでは、Pingを送信する度にログが蓄積される。
PingingとなっているものがPingサーバで受診されたもので、NOT PingingはPingサーバで正常に受診されなかったか処理されなかったものである。
ログの削除
Clear Logをクリックすると今までのログが消される。すぐに消されるのではなく、
と、確認プロンプトが表示される。OKをクリックするとログが消される。
Ping送信がエラーになったときの対処
ログのPingingとなっている行の日付をクリックすると、Pingの送信結果が表示される。
この中で、赤くなっている行は正常に処理されなかったなどでエラーになったものである。特定のPingサーバーが毎回エラーになるようであれば、送信先のリストから消してよいと思われる。
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