macOSには標準でapacheがインストールされている。しかしながら標準では使えない状態になっているのでapacheを使えるようにしよう。
apacheがどこにあるか確かめる
まずはapacheとapacheを制御するプログラムがmacのどこにインストールされているかを確かめる。確かめるにはターミナルを使う。
ターミナルは
[アプリケーション]−[ユーティリティ]−[ターミナル.app]
である。
apacheがインストールされている場所
ターミナルでwhich httpdと入力する。すると、apacheがインストールされている場所が表示される。
% which httpd
/usr/sbin/httpd
/usr/sbin/httpdがapacheがインストールされている場所である。
apachectlがインストールされいてる場所
続いてターミナルでwhich apachectlと入力する。すると、apachectlがインストールされている場所が表示される。
% which apachectl
/usr/sbin/apachectl
/usr/sbin/apachectlがapacheがインストールされている場所である。
apacheを起動してみる
apacheがインストールされている場所がわかったら、apacheを起動してみよう。
apacheを起動するにはapachectlを使う。ターミナルにsudo /usr/sbin/apachectl startと入力する。パスワードの入力が要るときには管理者のパスワードを入力する。
% sudo /usr/sbin/apachectl start
Password:
%
何も表示されなければ起動している。ここで、ブラウザでhttp://localhostにアクセスしてみる。
It works!
と表示されればヨシ!
apacheの停止方法
起動しているapacheを停止するにはapachectlにstopを指定する。
% sudo /usr/sbin/apachectl stop
Password:
%
正常に停止できれば、ブラウザでhttp://localhostにアクセスすると
サーバに接続できない
と表示される。
apacheが起動していない状態で停止させようとすると、
Unload failed: 5: Input/output error
Try running ‘launchctl bootout’ as root for richer errors.
と表示される。
apacheを自動起動させる方法
macを起動した時に自動でapacheを起動するには、次のようにする。
% sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/org.apache.httpd.plist
Password:
%
可能であれば、この状態でmacを再起動してみよう。再起動後にブラウザでhttp://localhostにアクセスしてみて、
It works!
と表示されればヨシ!
apacheの自動起動を止める方法
macの起動時のapacheの自動起動を止めるには次のようにする。
% sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/org.apache.httpd.plist
Password:
%
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