誰のためのデザイン?

この本にはアフォーダンスとシグニファイアという言葉が出てくる。これらはそれぞれ、
アフォーダンス:どのような行為が可能か
シグニファイア:どこでその行為が行われるかを伝える
である。

興味深いのは、道具やモノの造形、配置、状態(モード)が、思考や行為にどのように影響するかである。
ヒューマンエラーという言葉は「ヒトが間違える」という意味だが、デザインの視点から見れば間違えてしまう造形、配置、状態になっていることがおかしいとなる。また、適切なフィードバックをつけることも間違いを未然に防ぐ手段である。

また、機能を付ければいいという風潮にも警鐘を鳴らし、新しい技術が既存のモノの変化を強いているとしている。

デザイナーのバイブルと言われているが、モノ作りにかかわる全ての人へのお勧めの一冊である。

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